廃液処理の手配。灯油用の18lポリタンクに、定着液が1本と1/3、それ以外が1本と少し。ずいぶん溜めて熟成させたが、こいつらとももうおさらば。株式会社日興薬品がわりあい近所にあって、以前電話したこともあり、いずれ頼もうと思っていたので電話したが、使われておりませんと告げられる。移転か廃業か。
K化学に電話してみたら、1kgで50円とのこと。Nの半分。この料金でちゃんと処分してくれるんだろうか。産廃関係の認可はちゃんととってるようだし廃棄マニフェストも出すとは言っているが、電話で聞く限りではNほどきっちりしている様子ではない。現像と定着が分かれているかとも聞かれない。ただ、Nのほうはどうやら回収だけで、処理は下請けに出しているようだったので、Kは自前で処理する分安くできるのかもしれない。でも数社電話して比較するつもりが、もう依頼するというふうに話が進んでしまい、まあいいかと思って来てもらうこととする。この住所では1回限りということにしたが、引越先でもまた依頼するかもしれない。ただ、ここよりは遠いので来てくれるかどうか。
引き伸ばし機C7453を分解しようとヘッドを持ちあげると、机に載せたままでは天井につかえて外せない。机からおろしたら、自作の特製ガラスネガキャリアが入ったままになっており、しかもロックが解除されていたため、傾けたときに滑って落ちてしまった。見ると、ガラス面のまんなかあたりに、とぎれとぎれだが細いひっかき傷がある。2枚あわせのキャリアを固定せずに重ねて使っていたので、片側の角のアルミ部分がガラス面をこすってしまったのだろう。
大ショック。あんなにたいせつに扱っていたのに。光にかざすとあまり目立たないが、高倍率では出るかもしれない。しかも中心部に近い。おまけにフィルムに接するアンチニュートン面。せめて逆側だったらピント位置から遠いので多少ともボケたのだが。昨日ヘッドを持ちあげたときキャリアを抜いていれば、ロックしていれば、2枚を貼り合わせていれば。引き伸ばしのかなめ、結像に直結する部分なのに。どうしていつもこういうポカを打っちゃうんだろう。後悔しきり。割れなかっただけよしとする……か。