六切の残りが2箱くらいになった。しまったこないだ大量に仕入れたばっかり。印画紙もついでにとりよせておくんだった。
暗室つづき。30枚も伸ばさずに店じまい。これがRA-4RTリプレニッシャーを使った無補充少量現像本来の処理量なのだが、こんなに少ししか使わず切りあげるのははじめて。焼くべきネガも現状ではとりたててないし、時間もない。
Componon-S135mmでの六切への引き伸ばしで、糸巻き型の歪曲収差が見てとれる。通常の絵柄ならまず目につかない程度だが、フルフレームでネガのエッジまで焼いているので、よく見ると90°よりとがっているのがわかる。4x5からなので2倍足らず。このレンズの使用倍率範囲はざっと調べた限りでは公表されていないのだが、Rodagonが2倍から10倍で、だいたい似たようなものだろう。2倍未満で使うにはちょっと厳しいのかもしれない。シートのカラー印画紙にはおそらく大キャビネとか八切はもうなく、最小が六切なので、2倍をずっと下回る倍率で使うことはなかろうが。ついでながらLPL7453で150mmだと、蛇腹の長さの制限があって、2倍以上、六切り以上でないと伸ばせない。なお、Componon-S135mmのMTFを見るとf8よりf11のほうがいい。
Rodagon150mmでも歪曲収差が出ていないかどうかあとで調べよう。いずれにしても、このあたりの通常の引き伸ばしレンズは6倍程度が収差補正基準倍率なので、小型プリントでも大伸ばしでもアラが出てくる。