特快晴。ここ数日でいちばん気温が上がるとの予報。100度だそうだ。華氏で。結局110度。はあそうですか。日頃天気の話はしないが、こういう場合には話題になるのだとか。
8時半出発。Red LineでHollywood/Westernから207。Rapidの757に乗るつもりがLocalのほうが先に来たので。Westernを南下しSlausonから108に乗換。Marina del Rey行きでなく別の行き先が表示されているので不安だったが、みな乗るので乗っておく。ところがCulver City Transit Ctrで全員降りてしまう。次に来た108に乗り換えるが、これが逆向き。路線図通りに走っていないようだしよくわからないが、行き先が同じはずの358が走るはずのLa Breaまで戻って待つと次に来たのも108。でも行き先はMarina del Reyになっているので乗る。Culver City Transit Ctrを通る。ここで待っているべきだったのだ。でもさっき見たような釣り竿を持っているメキシカンのおっちゃんが。1時間近く来なくて、待ってたとしてもこれに乗ったということか。メキシカンのおっちゃんが足の包帯をじろじろ見て、ついに話しかけてくる。このやりとりは何度もやってきたのだが、いまだにうまく返せない。メキシカンの発音はひときわわかりづらいし、こちらの発音も聞きとれない様子。Fox Hillsは途中にBuckinghamとかありここも高級保養地ぽい。そして12時ちょっと前にやっとMarina del Rey着。ヨットがずらりと並ぶ、これぞまさしくマリーナ。ビーチには波乗りが多く、海水浴客や釣り人で平日のわりにはそこそこにぎわっている。北に雲。海のほう、南もくすんでいる。海釣り埠頭の突端で撮影。

ノーファインダーで水平を出すのは難しい。20数カットで電池切れ。埠頭を戻り、砂浜に降りたら2カットだけ撮れた。


通りの食べ物屋は高そうなので入らず、バス停に行ったら待たずに108が来る。たまにはこういうこともないと。来た時にも待っていたSlauson AvとLa Brea Avの交差点。南行きの212に乗るつもりだったが、こっちのバス停は日晒しの下待つのがつらく、Laxに行く西方面の42でも行けて、こちらは屋根があって日差しがしのげるのでこちらにする。それに路線図上は多少ショートカット。午前中にえんえん待っていたのと同じバス停でまた長時間待つ。14時頃にふと露出をはかってみると、またEV15.8/ISO160。東京の最盛時とたかだか0.1しか違わないのに、バス停の柱まで触れないくらい熱くなる。次の115はすぐに来る。ところがこれも途中で降ろされ、屋根つきのバス停で待つ。が来ない。通り過ぎる車を眺めて1時間以上待って、16時になっても来ないので見切りをつけて海へ向かって歩きだす。そしたらすぐだった。カメラの電池がやや復活したので息絶えるまで撮影。帰ろうとすると逆行きのバスが来ている。間に合わないかと思ったが、手を振りながらWAIT!と叫んで足を引きずって駆けつけたら待っていてくれた。運転手のおばさんは渋い顔をしていたけれど。非常に混んで乗車拒否の中、Manchester/Crenshawで降りてRapidの710を待つ。しかし鈍行の210に先を越されてしまう。バス停が離れているの追っつかない。高校生らしきアフリカ系が悔しがっている。しまいにはアフリカ系のおばちゃんが暑さにやられたか切れ出す始末。また210が来たのでみんなこぞってそっちのバス停に駆けつけ、どうにか乗り込む。Hollywood/Vineで降りて歩こうとしたら西行きのばすがちょうど来て、2駅歩かないですんでありがたや。
これで、LAのMetroで行ける範囲の海沿いの地点はすべて行った。Manhattan Beachはラッシュ時しか運行がないので無理だが、もう充分。再訪していいのはSanta MonicaとLong Beachだけ。あとはだいたいわかった。陸地は奥までいってもほとんど無駄。くまなく探せば何かあるかもしれないが、そこまでやるほどの時間はない。この地のバスの乗り継ぎがようやくわかってきたところではあるが、周遊はここまで。