曇。Smithonianの施設の完全制覇はできないと気づいた。Arts and Industries Buildingが改修準備中で休館しているから。それにNYCの2施設も行っていない。Cooper-Hewitt, National Design Museumは高いので行かなかった。こんなことなら金曜の無料の日に行っておけばよかった。もうひとつNational Museum of the American Indian The George Gustav Heye Centerというのもあった。金融街、Battery Parkの隣で近くには何度も行ったのに、そういうのがあることを知らなかった。でもDCと近隣の施設だけはコンプリートすることにする。
8時過ぎに出発したので、8時半からやっているSmithsonian Institution Buildingへ。The Castle、本部。ここにも展示。元はここがミュージアムなのだった、というSmithonianの来歴の展示。エルンストだったかの彫刻などもある。Smithonian全体の紹介映像を流しているのだが、時間がないからハイライトを知りたいんだろうけど、でもこれ見る時間があったら実際の展示見りゃいいじゃんとも思う。
またもNational Gallery。地階のDale Collectionの印象派から20世紀と彫刻をまた見る。ここは飽きない。量が多いせいもあるだろうけど、所詮すぐ飽きちゃうのが、仕上げがよくて洗練された工芸と気が利いていて意表を突かれる現代美術の限界か。東館へ行ってタワーギャラリのロスコ。明るい時間に見たら、よかった。自然光で見せているので天候と時間帯で見えが変わる。佐倉よりいいかもしれない。佐倉は独特の空間ではあるが、狭いせいか密室感がある。ここは抜けがいい。でもモートン・フェルドマンの音楽は邪魔。しまった、15時までの限定公開のマティスを見るのを忘れた!
Capitolの南東へ行ってWhite Tigerでインド料理のバフェ。レトルトよりはずっとおいしいが、スパイスが利いてないしナンは日本のそこらのインド料理屋のほうがおいしい。とはいえ食べ過ぎて夜まで残る。13ドルなら悪くないがわざわざ行くほどでもなかった。バフェでチップを払うかどうかは難しい問題らしいのだが、水をついでくれて皿も替えてくれるので2ドル払う。
そこからL'Enfant PlazaのDulles空港行きのバス停に向かうが、次のバスが14時半発でゆっくり見られないので今日は見送り、National Galleryに戻る。15時に間に合い、限定公開のマティスのコラージュを5、6分見る。充分。あとはDCの初日に見きれなかったフランス近代の小品絵画をまわり、他もざっと回る。Modern Labというのがあったのを見落としていた。これは小規模ながらなかなかの展示。ムンクと一部のコレクションは閉まっていた。2週間以上いれば途中展示替えもある。
17時前に出てHirshhorn の2回目。前回閉まっていたのはデ・クーニング。せっかくなので見ていく。あと地下の映像。常設をざっと回って閉館。
American Art MuseumとPortrait Galleryの2階。見落としが結構あった。ロックウェルももう一度。3階のずっと準備中だった展示も。映像。およそくだらない。
20ドル分残っている携帯を使う。期限は来年1月までだから今回の滞在中に使いきらないと。