ようやくトロ舟をひっぱりだす。帰国後に標準現像したネガのうち、プリントしたもののみを選んで再漂白、再定着。漂白液は、エアレーションでキャップをあけたまま床にほったらかしておき、いつか倒すだろうと思っていたら荷造り中にやってしまった。減った分を新液補充。2枚重ねて現像してしまい乳剤面側がほぼ未現像のネガを使って、テストも同時に行う。第1定着で5分たってもほとんど抜けない。漂白より定着不足だったのだろうか。捨てて第2定着液を溶解。すべて明室処理なので1回に7枚でも可能、フレームのないハンガーも使って8枚。ところが金属部分がひっかかって傷をつけてしまう。2回転15枚の後未現像ネガにかかる。ところが室温が低いためか湯煎の水位が低いのか、現像液の液温が上がらない。ヒーターを35℃にしても30℃にならない。温度調整に2時間くらい費やす。温湯をつぎたして開始、しかし終了時には1℃近く低い。2セットやって現像液と第2定着液のみ貯蔵タンクに戻し、明け方に寝る。現像補充液がだいぶ変色している。
とにかくネガは全部現像して、ケリをつけよう。