以前予想したとおり、大厄災に便乗したアート系商売が乗り遅れるなとばかりに出回っている。むろん全部を見たわけではないけれど、大出版社から出た有名カメラマンの写真集を、時間が余ったので試しにぱらぱらめくってみたら、完璧に予想通りの内容。さすが期待を裏切らない。絶好の機会と、たくみに「うまい写真」フォーマットに落としこんでいる。あまたあるこの手のものはほとんど見てないし、全部がこうではないだろうけど、関西での厄災後のありさまに照らせば、だいたいは察しがつく。
あの経験に対しては、まったく別の仕方で応ずる。