田端から自転車で、だいぶ遠回りして葛飾区四つ木へ。
アクリルパイプを吟味。撮影機材なのである。ひさびさの。塩ビパイプはかつて写真器の本体としてさんざん使ったが、アクリルは板材を写真器や引き伸ばし機の一部に使った程度。今回はまったく別の用途。しかも相当へんてこりんな用途。
大学の寮で、たしか蒸し器がないので鍋を適当に組み合わせて蒸し調理をしていたら、それを見た寮生に、こんな変なことをやるのはおまえにちがいないと思った、と言われた。むしろ、「変なことをやる」こそが私の本領そのものである。常人から見たところの「変なこと」を、彼らには理解されがたい目的と理由と合理性にもとづいてやるのが。
その根っからの「変人」さが、ここに来てようやく社会的有効性を獲得しそうである。年が変わる前に実現にこぎつけたいものだ。いや歳が変わる前に。