ヤフオクにジナーf2ダブルロックタイプ後期型の出品を確認。¥80,000開始、¥86,000希望落札金額。しかし予約を入れてあるので二日酔いでちょっと戻しそうになりながらWORKS。保土ヶ谷タングステン光で見るとわずかにマゼンタがかぶっている。こないだ佐倉市美で失敗するまで照明光の色温度には無頓着だったのだが、ようやく重大性を認識するに至り、なお迷うようになってしまう。保土ヶ谷は思い入れあるのでわずかな妥協もしたくない。やり直しだ。オメガのフィルター値で1か2のほんの微妙な差。しかも画面内でかぶり具合が違い、下のほうはむしろグリーンより。でもやるのだ。WORKS内には明るいタングステン光で参照できる環境がなく、ブースの中のチェック用ライトにもう一灯追加してもらってプリントの評価をすることに。途中まで焼き込みにベース露光と同じ秒時かけてみる。本来はそれでも足りないくらいなのだが、画面下がちょっと上より濃くなったり焼き込みの制御がむずかしいのでやめる。こんなことやってたら一組仕上げるのにえらい金額かかってしまう。だんだんペースを上げていかないと、この調子では間に合わないし干上がってしまう。結局さらに7.5時間でまた1セット残す。
戻ってヤフオク見たら未入札。すかさず¥86,000ぶっこむ。やったーこれでやっと次の写真ができるぞ。だがよくよく見るとスタンダードを支える2本のシャフトが異様に短い。公式スペックではライズ/フォール11cmだがそんなにない。シイベルからジナーの国内代理権が移ったプロフォートにあとで聞いてみると、ライズ5cmに設計変更するとジナー社から通告され、スペックダウンだと抗議したがはねつけられたらしい。まあそんなライズ通常使わないし、あの構造でいっぱいに持ち上げたら強度不足でどうにもならないと思うのだが、しかしティルトだけではたりなそうなので痛い。4x5フルで使うにはバックでけられるので削る必要がある。このさいfのジャンクも安値で落とすか。なんのためにダブルロックf2をさんざん探して今まで待ったのかよくわからなくもなってくるのだが。