午後起床だけで本日の負け確定なのに起きて最初の食事でビール飲んでしまう自分の行状にクサる。
4、5年ぶりにネガの整理。まともにボックスに収納してあるのは2003年冬撮影の4x5カラーネガまで。2004年個展のモノクロ35mmネガ、2005年個展の6x12のカラーブローニーネガとも袋に入れてあるだけでそこらに雑然とつっこんであるだけ。それ以降の4x5ネガはラボで入れてくれる袋に入ったまま無造作に放置。2度と撮影できない昔のネガと違って、また撮影できるし、再撮影すればもっといい条件下でもっと完璧な撮影ができる、と内心思っているからぞんざいに扱ってしまうのだろう。これだけためこむとすぐには整理できない。ポラも一緒にファイリング。残しておいても、ポジ像がすぐ見られる程度でほとんど役に立たないのだが、捨てるのも気が引けるので。でもネガより枚数が多くてかさばる。整理しつつ八切と八切もどきで焼いたネガはセレクトして六切で焼き直し。ホコリが多くてまたもやクサる。目に余る。クサりまくる。箱の中のホコリじゃなかったのか。カットフィルムはもうやめた。平面性悪くてもQLに切り替えるしかない。でも、一昨年の個展ではこれほどは気にならなかったのに今になって目につくようになるとはどういう心境の変化なのだろう。フレーミングにしても完璧志向が進んでいるらしい。フレームも傾いてるし見れば見るほどクサってくる。これつまらないんじゃないのか。
富士の印画紙は上天の高濃度部が紫になる。CMYKのC100M100みたいなもの。濃度上昇を同じ色相でカヴァーできずマゼンタが引きずり込まれてしまう。ところがKodakでは高濃度域でもシアン主体のまま濃度が上昇している。マゼンタも乗ってくるのだが富士ほどではない。Kodakに戻すべきだろうか。
プリントは2日くらいで終わらせるつもりが同じ薬品を5日も回し続けてるとは。レンタル暗室のほうが効率は上がる。こないだこぼした発色現像液をSaundersの大全紙イーゼルにぶっかけていて変色してしまい、酸化したようで拭いても落ちない。高かったのに。しかも一番目につく台板手前の中央にでっかいシミ。まだろくに使ってないしきれいだったのに。世の中クサるネタだらけ。ネガのホコリを飛ばそうとブロアで吹いたら吸気口の前に浮かせていた親指に水がついていたらしくネガの乳剤面に水滴吹きつけて痕になっちゃうし。それも2度までも。いや気づかないだけでもっとやってるかも。ヤフオクのManfrottoギア雲台も忘れてたら安値で終了してるし。うっかり気を抜くとすぐクサっちゃうから油断ならない。こんなに腐りやすいのは青魚ばっかり食べてるのと関係あるんだろうか。今日もアジの刺身と解凍サンマの塩焼き。
とにかくプリントだ。手を動かしてれば鮮度が保たれる。しかし手を動かすまでに多大な時間を要し、日付が変わってからようやく動き出すのが最大の問題。ようやく動き出したと思っても落とし穴がある。それは現像中の待ち時間。モノクロなら手作業なのでずっとかかりっきりだがカラーはプロセッサに投入すると約3分は手持ちぶさた。モノクロもRCならプロセッサで処理できるけど洗浄の手間も考えるとかえって面倒。よほどの枚数でない限りバット処理のほうが楽。その間紙切ったりしてればいいのだがこんなふうにパソコンの前に座るとまた腐敗が進行してしまう。
また来ちまった。一度プリント吟味モードに入っちゃうとプリント産出工程にはなかなか復帰できないのだろうか。そういうしくみになっているのか。