日光晴れ。しかし爆睡して行けず。と思ったら京都が珍しく快晴。行くべきだったか。しばし滅入る。ともかくぶらっと出かけてみよう。やるべきことは山積みなんだがなあ。
でもこのへんでの撮影機会はいくらでもある。遠出を優先すべしと思い直し、今晩の出発を念頭に、時間帯天気予報サイト5件とライヴカメラを何度も更新しながら仔細に検討の結果、19時前、当日の高速バス申込期限ぎりぎりの時点で、明日の京都は15時頃から曇る確率が高いとの結論に到達。むしろ天気からすれば今日行っておくべきだった。かなり特快晴に近かった模様。何軒か電話したところでは混み具合はそれほどでもないとのことだったが、それはピーク時にくらべればの話だろうし、やっぱり充分混んでいるんじゃなかろうか。実際のところは行ってみないとわからない。ライトアップも今日で終わり、シーズン最後の日曜とのことで、おちついて撮影できる条件ではなかったろう、とあきらめるとする。
プリント続き。基本の露光が4.5秒では周辺焼き込みなどしようがないので、20x24という一般的には大伸ばしといっていい条件にもかかわらず、減衰器で出力を落として18秒にする。減衰器は結構正確に1/4にしてくれる。それでも周辺焼き込みはわずか6秒。この伸ばし機明るすぎ。大伸ばしでは通常はランプが暗すぎて苦労するわけだから、ずいぶんなぜいたく。絞りはf11なのでこれ以上絞るのも好ましくない。暗くしたけりゃYMCの各フィルタに同量分加えてNDフィルタを入れたのと同じことにするという手はあるけど、フィルター値を大きく替えて1からやりなおすのもかったるい。この秒数が手頃といえば手頃。焼き込み時間が短いと難しいのは、点灯したのちに本来焼き込みたい場所へ焼き込みツールを動かすと、その間意図しない場所に余計な露光がされてしまうこと。モノクロならセーフライトがあるので、レンズ下のしかるべき位置に覆い焼きツールを準備した状態で露光開始できるが、全暗中で蓄光テープを頼りに正しい位置にスタンバイさせるのは至難。そこで覆い焼きツールの下に大きめの厚紙をかざしてネガの全体像を投影させ、覆い焼きツールを適切な位置に動かしてから厚紙をとりはらって露光、の手順とする。両手がふさがるのでフットスイッチが必要なのだが、どういうわけかラッキーのフットスイッチが作動してくれない。そんな壊れそうなもんでもないんだが。LPLのタイマーと専用フットスイッチもあるのだが、ラッキーのは踏んでいる間だけ点灯する形式で焼き込みに好適なのに、LPLは踏んで露光開始のみ、あとどれだけ踏んでいようと関係なく、タイマーにセットした秒時分だけ点灯して切れるスタート機能だけで、この目的には使いづらい。やむなくベース露光の18秒のまま点灯させ、はじめの12秒は厚紙をかざして待っていることに。カウントはつけっぱなしの暗室時計の秒針の音に頼る。余白が狭いので変倍し、Yに転んでいるので補正。どれやるか。