引きつづきプリント。ついテストピースを細く切りすぎてしまうのだが、細いやつをプロセッサにかけると送りのガイドにうまくかからず途中でつっかえる事故が頻繁に起こる。挿入時に斜めに入れると幅が狭くてもどっかで引っかかるのかこの事故が起こりにくくなる。とはいえ決して万全ではないし、あんまり傾けすぎると効果がない。幅2cmはあったほうがいい。のだが、けちってるだけでなく全暗中で紙をはさみで平行に切り出すのがなかなか難しくて斜めになったりして、つい細くなってしまう。やっぱりギロチンカッター買ったほうがいいだろうとは思うのだが、なくてもすむうえにあると結構かさばるものを買うのがどうにも気が引ける。
排出された印画紙に水の筋がつく問題は解決されない。レンタル暗室のCP51はスタビライザー乾燥ユニットつきなのに同様の乾燥ムラが必ず発生した。そこのCP32では発生しないと聞いたが、使っていないので確証はない。これはこの形式のローラートランスポートが抱える構造的問題なんじゃないだろうか。条件と個体差で出たりでなかったり。CP51を買っちゃおうかとも思っているのだけれど、この問題を考えると気が引ける。所詮大全紙どまりでそれ以上の処理はできないし、やはり展示用のカラープリントはバットなり舟での手処理がわれわれのとりうる手段としては最強なのかもしれない。
25日のが駄目なのはネガを見ただけで察しがついたが、プリントするとやっぱりひどい。こんなにつまらん写真を撮影したのは数年ぶりじゃなかろうか。つまらない写真を撮影することは基本的にない。事前に大凡見当がつくから。失敗はあるけど、ここまでつまらないのはそうはない。フレア成分が多すぎてコントラストが低くなっている様子。富士G100が特性として低コントラストなのもあろうか。1日の西新宿はまだまし。品川の2回目のネガが見あたらない。