まだやっている。全器削りこむ。4はほぼ使えそうだが念のためもうちょっと手を加える。2も確実ではないのでいじっておく。謎フィルム2枚とTMX3枚を装填。昨日のTMXには2枚とも角から周辺にかけてカブリがあったが、これはフィルムの内袋の角が傷んでいるのをしばらく箱に入れずに冷蔵庫に放りこんでおいたからだろう。でなければ古いとはいえ開封したてのフィルムを別の写真器で露光したにもかかわらず、複数同じ場所でかぶることの説明がつかない。今日の露光でも同じカブリかたをしたら間違いない。これはテストに使う以外ない。筋金入りのジャンク。
で露光中。15時過ぎ、ときおり小雨がぱらつく曇でEV11.7、4m。2器目の露光で、1器目に露光したのがどれだかわからなくなり、たぶんこれだろうという2をもう一度2mだけ露光。縦位置のみ7m。現像は25.5℃8m。
縦つめる。1はほぼ消えていたのにまた出てくる。思いきってつめる。3もばっさり。4はまずまず。露光も現像もかなりオーバーなのでカブリはよくわからないが、周辺は黒くなっている様子。同じカブリフィルムを装填し17時過ぎから露光。EV8.0で4m。その後どんどん暗くなり、8mとのばしていき、1器ずつやってると日が暮れてしまうので、三脚に据えずにヴェランダの手すりに乗っける。最後は縦位置でEV5、15mくらい。現像25.5℃12m。これでもシャドウ部はまだ薄い。
妙な濃度差があると思っていたが、以前西新宿でカラーネガでテスト撮影した際露見した、内面反射防止部分の影だった。あわててこれまでのネガを見ると、ほとんどに出ている。光源の位置を調整すれば目立たなくはできるが、なくせるわけではないようだ。かえってこの対策をしないほうがまだましかもしれない。いずれにせよ内面反射は回避不可能。ケラレとかいう程度の話ではない。原理的についてまわる。ケラレなどどうでもよくなってしまった。この着想は元来無理があったのか。これだけやって、すべて徒労だったのか。