曇、晩には強雨。内面反射対策3器分。昨日の観覧車のうち出してない2器分は光漏れがあった。捨ててやりなおし。3年前に期限切れの160NSはじゃかすか使える。一昨日の現地での装填で2袋目に入ったがまだ120枚弱ある。
でまたテスト。100TMXの2箱目と思ったが、冷凍室に入れたままで、解凍など待ってられない。他に手頃なジャンクはないかと冷蔵庫をあさると、Kodak PRO100 (PRN4329) の1999年7月期限というのが出てきた。でもカラーフィルム。経験上、この時期のKodakのカラー感材が10年経過したらかぶっていて使いものにならない。ケラレのテストにはちょうどいい。画が出ればだが。現像液はT-MAX RS Developer。カラーフィルムのモノクロ現像はやったことがないので、この機会にやってみてもよかろう、ということで1hの露光中。1器キャップが閉まっておらずかぶってるかも。これまでカブリフィルムとはいえ使わなくてもいいのにも使いすぎたので、今回は必要な3器のみ。現像は23℃20m。画が出さえすればいいとはいえ無茶苦茶。現像液はさんざん使ったし元が3年前に溶解したのだしで、カラーネガまで処理したらさすがに廃棄か。結果。むらなく露光できるよう途中で向きを変えたり、光源のすぐそばで光を当てたりしたため、すさまじく濃い。やりすぎ。いちばん短いのはケラレてないが、長くなるにつれケラレる。先をばっさり切る。これまでにくらべ細くつくったので、胴部分でのひっかかりはなさそう。ネガの周辺部には、Kodakの銘や型番文字が、露光されているのでなくエッチングされている。Kodak製シートフィルムで撮影され黒フチつきでプリントされた80・90年代の写真とか、昔の展示の会場風景を撮影したポジフィルムでよく見たが、自分で使ったのははじめて。モノクロ処理でもオレンジマスクは残るらしい。
2回目。30mに光源晒し。23℃17m。もらったLPLの暗室時計に定着液をぶっかけてしまい、少量ぽいので大丈夫だろうと使っていたら次第に秒針の動きが緩やかになり、あげくに止まってしまった。自分で買った同型器に替えるが、台との固定部がゆるんでいて角度をつけて固定できない。もらったほうは電池をとりだして浴槽にしばらく沈めてから乾かしているが、たぶんもう動かないだろう。先にこうしておけばよかった。結果。短いほうから2器は使える。長いのは、短くしても太いためかまだケラレは残る。もっとつめてみるが、太い以上同じかもしれない。そうするとやりなおし。それにしても2回のテストでここまでこぎつけられたのだから、前回の労苦を考えるとかなりの進歩。その2器と1・2・4号器、あと内面反射防止策を施していないフラットタイプ1器、計6器に160PSを装填。