曇。精製水を近所の薬局数軒で吟味。みなイオン交換式だが、紫外線で殺菌してあるものと高温処理してあるものとがある。高温処理のほうが溶存酸素が少ないかと思い5本購入。どこも500mlで100円前後。もっと大きくて安いのがいいんだがどこにもない。所詮はコンタクトレンズ洗浄用途。ネットで探すと工業用途の40Lとかいうのが車用に売られているがこれは多すぎ。手頃な4Lくらいのがないものか。
150Wの水槽用ヒーター到着。60L以下用。35℃まで設定可能。送料込で2,897円。しかし非力。水からだと水温がなかなか上がらない。温湯を入れる必要がある。300Wでもよかったか。いつも買って使ってからわかる。薬品パックと精製水を開封せずにそのまま入浴させる。しかしエコジェットの溶解比率がわからない。販売元に尋ねたら、セット後は自動で投入されるしくみなのでLあたりの個数など知らない様子。こちらはエコジェットのしくみをはじめて知った。補充液なので使用液として使ったら支障があるともいわれる。1錠の処理数が107.9ロールとなっており、一方CN-16N3X-Rの135-36EXP1本につき27mlという補充量から算出される1Lあたりの処理本数が37本なので、単純に考えると3Lにつき1錠という計算になるのだが、およそ信用できない。2Lに5、6錠もくれてやればさすがに充分だろうが。
以前いただいたコメントで、増感処方としては、CD-4を増量するのでなく希釈率を変えて発色現像液の濃度を上げれば同様の効果が得られるのでは、と指摘されて、CD-4が50gで6,000円くらいするし、補充液のことも考えると、濃度を上げるほうが現実的だと考えるようになった。しかしオリエンタルカラーCNL-N1R、あるいはオリジナルの富士フイルムCN-16L N1-Rもそうだが、おそらくミニラボでの省力化のために混合するとそのまま補充液になるという設計なので、補充液以上に濃くすることができない。希釈ではなく混合のみなのだ。だから、濃度を上げるためにはKodakC-41かその互換薬品にするしかなかろう。そうするか。そのほうが発色現像液は安いし、他の目的にも好適。しかし、発色現像がKodak互換、漂白が富士互換、定着がコニカ純正、安定が富士互換、とまったくのよせあつめになってしまう。ネット上のミニラボ業者による情報では、混用すると結果に悪影響がある、ともされている。理屈がわからないのだけれど。
ともあれ、こんなことをやっているうちに23時。まだ薬品は開けてない。焦る必要はない。明日明日。2009-11-09に「BAP-2RのA液は総量1,440mlのうち260ml使い1,180ml残、1,680ml加えてボトル満量」とあるが、空隙ができている。空気を追い出してもすぐ戻る。キャップの気密性がかなり低い様子。もう手遅れかもしれないが、浄水器の水を140ml追加して埋めておく。