定地点に行くつもりだったのだが、そのために稼業を片づけたら寝るのが遅くなってしまい、起きられなかった。いや、起きて行くべきと確認したのだが、このところ疲れがたまっているうえに4時間しか寝ていないのでは無理と諦めて寝たのだった。まだ冬は長い。といってるうちに終わってしまうのがこの10数年だったわけだが。
そして午前中から雲。予報通り。暗室日和。1日あてられる。
ますは市川塩浜。やりはじめてから後悔。これは夕方の長時間露光でもとから色が偏っている。ネガ現像のチェックになんてなりゃしない。焼けることは焼けるし現像ムラも特になさそう。六切なので粒状まではわからない。f22で5sなんて薄すぎ。たぶんネガ現像ではなく露出の問題。重なって装填されていることが多いので注意。これを3枚焼いてから5日の台場。撮影の翌々日に4x5のネガプリントが上がるだなんて。その気なら昨日でも可能だった。でもネガを見ただけで現像ムラがわかる。しかも濃い。焼いてみるとムラだらけ。この時現像した他のネガも濃くてムラムラ。両脇の濃度が特に高く、下辺にハンガーの穴に呼応した液流のムラがある。液の中で上下に攪拌したのがまずかったのだろうか。濃いのは温度計を換えてからで、表示が狂ってたか。とにかく攪拌には注意。それから立川駅前の3枚。やっとまともなネガ。と思ったがよく見るとやはりムラがある。初期攪拌の不足だろう。ムラごときでいちいち騒ぐほどの写真ではないのだが、あたりまえの処理ができていないのはいただけない。
自家現像したネガのまだ一部しか焼いていないが、65枚現像したすべてがこうだとしたらかなりへこむ。もっと早めにプリントして確かめておくべきだったか。市川塩浜ではネガ現像上の問題はなさそうなので、過補充が原因かもしれない。そうすると葛西もやられたろうか。これは空が大半なのでムラがあると目立つ。痛い。