水酸化ナトリウムを入れすぎたノーマル用の発色現像液は、酢酸で埋め返せば使えるだろうが、もうけっこう使ったし過補充もしていたしで廃液タンク行き。増感用のpHを測ってみたら、先生10.24pHなどとご託宣。おかしい。ならばと通常の発色現像液をつくってみる。新液なので10.05±0.05に収まるはず。ところが10.32だという。水とスターターを加える前の補充液は10.41。このpH計、とんでもない嘘つきなんじゃなかろうか。ならノーマル用もまだ使えたってことか。校正液がないとどうにもならない。漂白液は4.54、こんなもんかもしれないがずいぶん低い。第1定着液6.92、これじゃ水だ。第2定着液7.59。そんなバカな。エコジェットはアルカリ定着液だったのか。変だ。もう何が何だかわかりません。
とにかく手を動かさなきゃはじまらないので作業。現像で失敗したらまた撮影すればいいさ。増感用現像液のpHは10.10に落ちついていて許容範囲内。よくわからんがとにかくこれでやるしかない。11mではやや濃すぎるようだったので10m。濃いというよりコントラストが高い。これはやむなしか。漂白液の飛沫が発色現像液に入ったかもしれない。御陀仏かも。今日の江戸橋と大手町は情けないことにまた裏返しでやりなおし。
次。ノーマル露光のほう。飯田橋はぱっとしないが桜木町が予想外におもしろい。24ml補充し次。浅草は視点を高くとれば解決するのかもしれないが、あそこでもっとでかい三脚立てたらただではすまないかもしれない。