朝は条件よかったのに体がつらくて寝てしまった。特快晴だが様子見ているうちにすっかり雲だらけ。
第2定着液を溶解。1,800mlでエコジェット15錠。そしていよいよpH10の校正液錠剤を精製水30mlに溶かして校正液を作製。もっともこいつには「pH10」と書いてあるだけ。小数点以下はあてにならんということか。とにかくこいつにpH計を突っこんでみると、出ました10.00! 数値は安定しないが、そうむちゃくちゃにこのpH計が狂ってるというのでもない様子。と思ったのも束の間、しばらく経ったら9.73。なんか白いのが漂ってるし、この数値で校正していいのかどうかさえわからない。水道水は7.4とか。pH計も校正液も信用できない。
上野駅の400NCを無反射ガラスでおさえ、ヘッド最高位置、1/4出力、C180M170Y200、135mmf45で2s副露光。感度が1600にもなるので蓄光テープや露光タイマーのパイロットランプでカブってしまうのではないかと不安になるが、考えてみたら元からカブらせるためにやっているのだった。テープやランプによる感光量を一定にできるならさしたる支障はない。増感用現像液を補充なしで使う。pHは10.06。数値自体は適正そのものなんだが。2段増感として7m45s。結果。濃い。露光過多ないし現像過多か、副露光過多か。これでも実効感度は1600より高い。ただ前回ほどガチガチの硬調ネガではなさそうなので、副露光の試み自体は成功ではないかと思う。現像液は補充せず鏡月グリーンの1.8lPETボトルに入れる。大五郎サイズPETは印画紙現像液のためにたくさんストックしてあるのだが、そんなものはほとんど使わなくて、フィルム現像をはじめてみたらタンクと同じ1.8lのほうがよっぽど必要。2lと1.5lの中間のこのサイズが最適なのだが、清涼飲料水では見あたらず、安焼酎にしかない。日本酒の一升はといえば瓶。でも焼酎なんてそんながぶがぶ飲むわけでもないので、4lボトルに中身をあけて現像液用にする。でも現像液がだいぶ減っている。この前のタンクの栓がゆるんでいたから蒸発したのだろうか。こんなに減るか。PETはつぶして空気を追い出せるので便利。
お次は雷門の1枚。9号器のテストでもある。上記と同じセッティングで3+5s副露光。副露光の効果を見るためにやや多めに。こちらは標準現像。標準現像液のpHは10.16。こちらが正しくて校正液がむしろ間違ってるほうがいいくらいなのだが。校正液を測りなおすと9.94。更生したか。結果。シャドウディテールが乏しい。潰れてそう。でもカブリはあるような気がする。露光過少だったか。内容としては、雷門の天地さかさまのネガはやはり失敗。副露光のテストには使える。