コンクリートブロック届く。そこらへんの安っぽい塀に使われているこんな粗雑な代物を部屋で飼うことになるとは。まあお似合いっちゃお似合いか。
ものが増える一方。かたや減らすほうは遅々として進まない。暗室用品が増えていくのはやむをえない。ここ5年くらい一般家財道具も買い控えて古いのをだましだまし使ってきて、引越でみんな捨てたために買換時期が集中してしまったので、物入りなのもしょうがない。しかしこの調子で捨てずに膨張していったら爆発する。芸術は爆発だ、てのは30年前の話。今どき爆発する芸術なんて見たことない。
カメラの動作確認も兼ねて暗室構築過程を撮影したので貼ってみる。

鴨居にフックをかけて、シートをロープで吊ってある。ロープは再利用できるよう長めに切っておく。
Sigma12-24の広角側。12mmでも35mmフルサイズ換算で19mm程度。たいした広角でもない。三脚でセルフタイマーなんだがピントも悪い。このレンズの実力か。
 

雨戸を出し、合板を窓枠にはめて、合皮を壁に垂らしていく。合皮を拡げていったら、白のダーマトのようなものでバッテンがしてあり、合皮に筋があった。テープも貼ってある。こういうのが現状2カ所。不良品を安売りしたということらしい。でもこの目的に使うには特に支障はない。合皮をそのまま画鋲でとめると重さで穴が広がっていき、いつしかちぎれてしまう。まえに紙でもそうだった。なのでクリップで合皮を挟んでクリップを鋲で壁に固定。
フレアが出ているのもレンズのせいだろう。このレンズはフレアが出やすいので有名だった。
暗室用ダークカーテンを物色してみたら、2mx2mで1万とかするらしい。そんなに高いのか。3枚も捨ててきた。捨てるんじゃなかった。
遮光するなら合板がいちばん安くつく。次は布。
コンクリートブロックを並べたら、ブロックの幅でけられてしまって大伸ばしで170cm幅がとれないことにようやく気づく。さんざん熟慮したはずなのになんで見抜けないかね。おのが見通しの悪さに呆れはてる。今までもたいていどうにかしてきたしたぶんなんとか解決するだろう。