暗室の暗幕を取っ払い、合板もあけて、床のシートをあげ、ありったけのモニタやらパソコン関連機器を並べてまっとうなパソコンルームに仕立てる。
エアコンの不調が発現したので直してくれと家主に言いにいったら、せっかく改装したのに見にもこず、前の入居者が置いていったものなので云々と。そんな説明は受けてないし、契約書にも「冷暖房設備 冷暖房1台」とちゃんと入っているから、給湯設備と同じ備え付けの設備のはずで、貸主側に維持管理する義務がある。ぼろいけど備え付けてあるものを自前のエアコンと交換するわけにもいかないので、写真家Y氏からもらったもっとましなエアコンを処分したのである。なんとしても家主の負担で使えるようにしてもらわないと。
日射もないし、まだ気温は高くないのだが、暗室にして閉め切るとだいぶ蒸し暑くなる。昨日もけっこう暑かった。扇風機という手はあるがホコリが舞うし、気温そのものは下がらないので液温管理上は無意味。エアコンはなんとしても必要。
CP31の第3槽の延長ホースとエンドキャップはでてこない。やはり持ち歩いている間に落としたのだろう。しょうがない。
昨日、手を動かしてさえいれば澱まないなどと書いたが、そもそも澱んでないからこそ手を動かせているのだった。あとは作業中にそれを確認しているだけのこと。澱んでいたら、暗室作業をしようという気すら起きない、ことが多いような気もするけど、まあそのときどきの気分次第ではある。
さて発色現像液に補充し1回目6枚。pHは計ってもどのみち調整しないので計るだけ無駄。天王洲。
ハンガーをドライヤで乾かして2回目、のはずが、夜食の調理中、めったにないことだが包丁で指先を切ってしまう。血が止まらない。遮光カーテンやホワイトシートに血がポタポタ。こりゃ今日は水仕事は無理か。