エアコンが新調された。2010年製だけあってたいへん静か。室温が設定温度に達すると、あとは低出力で少しずつ冷風を供給している様子。動作音が低いだけでなく、室温の変動も少なそう。室内機も室外機も、前についていた古い機種や、旧居で使っていた写真家Y氏のお下がりより大きいのだが、これは最近の電化製品の一般的傾向に反するので、省エネや環境対策などなんらかの理由があるのだろう。
暗室への送風は、室外機の送風口からの風を受ける部分は段ボールやガムテープを使っての間に合わせになるので、フレキダクトを使ったところで見栄えも耐久性も劣悪。だったら全部ありあわせの材料で充分。ただ、送風の工事を行う前に、しばらくは6畳用のエアコンだが戸を開けて12畳に対して使ってみるつもり。
ふつうに生活するだけなら、なければないでどうにかなるのだが、暗室となるとエアコンなしでは夏場はどうにもならない。去年までは自家処理はプリントだけだったので、暑くなったら暗室作業しないですませていたけれど、ネガ現像も自家処理するとなると、撮影済のネガを暑いさなかに未現像のままで放置しておくわけにはいかない。
早いところたまっているネガ現像とプリントにかかりたいもの。