さてネガ現像。
昨日希釈したフィルム用発色現像液に水を加え本来の希釈率とし、CD-4を7.6gとスターターを入れて増感用使用液とする。
pH計を作動させてみると、長く使っていなかったためか表示が不安定。しばらくすると落ち着く。溶解型の校正液で校正し、現像液を計測すると10.45。おかしいな酸性に転ぶはずなのにアルカリ側。しばらくすると10.31。前もこうだったかもしれない。下手に手を加えずこのまま使う。第2定着液も新液に交換。
まず、昨日露光したネガでテスト現像。7.5m。濃度は出ている。補充液も床にこぼしたのでつくりなおし、22ml補充。
そしてついに今回のネガ。Lの最後の1枚とNY自然史博物館の露光不足分、そしてLの1008の1枚目と1013、あとは適当に抜きとって6枚。全体にまだ露光不足。現像を押してもおっつきそうもない。しかも1枚はほぼ素抜け。やな予感。
2回目。フィルムをハンガーに装填している最中に補充を忘れたのに気づく。もう引き返せないのでそのまま行う。液温が上昇しそうなので帳尻合うだろうと都合よく考える。やはりシャドウは薄い。
3回目。pHを計ると10.68。補充しすぎらしい。濃い目のほうがいいのでこのまま。終了後は少しずつ下がっていって10.55。処理前も待てばこのくらいまで下がったかも。