2007-01-01から1年間の記事一覧

id:manninさんの発言を受けて、写真と偶然とかについてあとから読み返してみると言いがかりまがいのことを書きつけたところ、わざわざ応答をいただいたのだが、もとの文脈を離れてしつこく考えてみる。 写真というメディウムは可塑性が高いので、偶然性を許…

そういえば以前、理研の和光研究所に勤務している脳科学者と話す機会があった。その人物は「アートもサイエンスも同じだ、専門家集団による評価次第だ」と語っていた。専門家集団による、という限定はあったかどうかあやふやだが。 そう、その通りなのだ。か…

朝快晴ヌケよし。でも西に遠く雲。拡がりそうな気配だが出発。鎌倉も気になるが出るのが遅かったので鶴見の大本山總持寺へ。西口の高台。このへんは昔鈴木清の展示を見に来たことがある。上がってみると敷地が広い。都内ではちょっと無理な広さ。都内で境内…

id:mannin氏の指摘にしばし考え込む。 写真て、不確定要素はあっても偶然は存在しないんじゃないですかね? むむむ。妙に説得力があり、何となく納得してしまう。 しかし、よく考えてみるとだんだんわからなくなってくる。「不確定要素」と「偶然」の違いは…

朝から特快晴。しかも透明度高い。メトロの一日乗車券を買って、もう何度目かわからない護国寺。しかし門へと近づいていく途中で太鼓らしきアタック音がして嫌な予感。次第に打楽器音の回数が増えていき、登りきって見えたのはお堂に並べられた和太鼓をしき…

前日、朝はガスっぽかったものの午後になって晴れわたり真っ青な空になってしまい、恨めしく空を見上げていたのが悔しかったので、この日もこれが再現されるかもしれないと思い、夕方フケるべく準備万端整えるがどんどん雲が増えていく。まったくの撮ろうも…

次世代写真器を三脚に固定するための方策を思案。つかむものは万力でもなんでもいいのだが、三脚ないし雲台とインターフェイスが確保されている固定具となると限定される。所詮1/4とか3/8のUNFネジなんぞというのはカメラ業界のみで通用するマイナーな規格で…

承前

どれか特別な一点に絞りきれるようなものではない、とびぬけたものなどもともとなく、一連の写真全体でひとまとまりとして提示されている、と主張する向きもあろう。大量の写真から絞り込むことで提示者の思い描く何かを反映させたような提示というのは、正…

重要なのは選ぶことではない。見いだすことだ。いや、いつか見つかると信じて、ただ探しつづけること、それだけだ。

取捨選択しているということは、図抜けたものがないということだ。 手持ちのタマがどれも等しなみで大差ないからこそ、残すか落とすかという判断が必要となる。 これは決定的だという要素があるなら比較検討する余地などない。それだけがまばゆく輝き、他は…

カラー印画紙のバット現像では、乳剤面に処理液と空気以外の何も接触させずに処理を終えることができる。これは利点なのではないか。自動現像機を使う限り、どのような規模の機器であれ必ずローラートランスポートを通る。ここでのダメージは少なくないよう…

かたくなにみずからの流儀に固着しているとの非難は、むしろおのが身にこそ向けられるべきだったかもしれない。

写真は選択か

そりゃたくさん撮影できれば高揚もするし充実した気分になれるんだろう。でも10数年来、機材背負って出かけても撮影しないで帰ってくることのほうがずっと多いという調子でやってきているんだからしょうがない。おもしろいかどうかわからないけどとりあえず…

朝起きたら雲が出ているのであっさりあきらめて二度寝。しかし11時前に起きたら透明度低いものの次第に雲が晴れてきたのであわてて出かける。昼過ぎ護国寺に着いてみるとフリーマーケット開催中とのこと。低調で2件くらいしか出ていないが、お堂に太鼓が並べ…

昨日朝からの雲が夕方には消えて天気予報も全日晴れなのでこれはいけると今日は労働を放擲。夜にひと箱だけ残っていたカットフィルムを装填。今年3月期限。新品みたいなもの。と勝負かけて臨んだのだが、朝起きてみたら雲がちらほら。透明度も低い。やっばり…

朝から特快晴。しかし昨日よりは透明度低い。できるものなら高尾山か鎌倉に行きたい。でも歯科病院での写真状況視察の予定が11時から入っている。こないだ稼ぎ仕事が終わらず一回当日にキャンセルしてずらしてもらったのでそうそうキャンセルするわけにもい…

朝から特快晴。それもしばらくなかった抜けのよさ。起床4時間前まで労働していて眠く、その修正が発生するかもしれないので待機していなければならないのだが、これが入梅前の最後の機会かもしれず、夏に入ったらこんな透明度はおあずけだろうから、出ないわ…

ぼやいてばかりでもなんなので、何か写真にかかわれること、それも実際に手を使ってものをいじって写真と交われることはないか、と考えてみる。そこでひさびさにParallel Alignment Guageの出動。4x5伸ばし機に自作ネガキャリアとネガキャリア受けをセットし…

どんよりした空だと気が滅入るし、天気がよければ持ち直す。どうやら単純な人間の典型的な傾向らしいこの浮き沈みは、ずいぶん昔からのおなじみさん。晴れ上がったら気分晴朗。ここでどうにか崩れ落ちずに踏みとどまっているのかもしれない。 ところが、天気…

[機材・感材][暗室]

寝たきりながらもプリント。もらったKodakのSupra8x10は使い切りFujiのCGに。RA-4ケミカルは補充なしの2Lで8x10印画紙30枚が処理できるということになっている。露光調性をしながらなら84枚。30枚だって薬品のへたりはあるのだからフィルター値や標準露光秒…

試行錯誤などというのは推奨されるようなことではない。それは意義深い過程であるかのように聞こえるけれど、実のところは失敗の連続である。手持ちの情報から結果が見通せないばかりに幾度となくやり直すはめに陥っているのをさも価値のある振舞いであるか…

ついに自前の暗室を本格稼働させ4x5の引き伸ばし。固定マスクはつくっていないが長手方向は引き伸ばし機の散光ボックス下の開口部に制約されて4x5より1mm程度の余白で切れる。4x5ならいいのだが、さらに長い原板を焼く場合には開口部を広くする必要がある。…

朝特快晴だが透明度低い。またも木更津。空もさえないしこのへんでこの写真器向きのめぼしいものはだいたい撮り尽くしたし、たまには身軽にと35ミリカメラ一台とレンズ一本だけ持って出かける。14時頃中の島大橋に着くと強風。中の島で潮干がり帰りの客が次…

ひきつづきガラス掃除とアルミ拭き。アルミの反りが目につき、ガラスだけ分離してアルミ2枚は貼ったままにしておけばよかったとも。ガラスのくもりは拭ききれないが、新品同様にはなりようがないと見切りをつけついに接着。前回はアルミの表裏を間違えて、タ…

自作者の味方東急ハンズへ。まずネガキャリア受けづくり。 LPLの4x5伸ばし機には標準でネガキャリアを乗せるステージが付属しており、ネガキャリアをその上で自由に回転させられるようになっている。このネガステージはネガ周囲の迷光をカットするための4枚…

届いたダイクロフィルターモジュールを活用して4x5ネガをプリントすべく、自作ネガキャリアのつくりなおし。ガラスが2mm厚とのことだったのだが2mのアルミ板と合わせてみると高さが足りず挟んだフィルムが浮いてしまって固定できない。キャリアを動かすとネ…

朝から特快晴。やや透明度低く、また昨日のように昼前から雲が出るような予感もある。しかもメガネがないのでろくすっぽ動けない。でもこの時期こんな好天で出動しないわけにもいくまい。矯正なしの裸眼でどれだけ写真がやれるかの実験として繰り出してみる。…

昨日述べたことがこっちとつじつま合わないかに見えるような気がしてきた。いや、目的は目的なのだ。最終的な写真が目的だというのは否定すべくもない。ただ、その写真は道具によって規定される。どのように規定されるかというと、道具の特性をいかに発揮さ…

朝無雲だが雑務を片づけていたら10時をまわってしまい雲が出てくる。でもひさびさの機会だし出発。三*菱*製紙*跡*地の鉄*球がもう撮れなくなっているのではと気がかりなのだが、北は雲だらけで海方面へ。しばらく千葉へ行ってないので総武線快速。木更津の橋…

これまでの写真について、コンセプチュアルであるとの評を受けたが、どうにも違和感がある。コスースのような狭義のコンセプチュアル・アートのみがコンセプチュアルだと主張するつもりはないが、自分のやっていることは「コンセプチュアル」という態度から…